Akua at MIDNIGHT EAST (Spotify O-EAST 3F & AZUMAYA)
ガーナ系アメリカ人DJのAkuaが初来日し、9月5日(金)、渋谷ライブハウスSpotify O-EASTとDJバー東間屋によるクラブナイトシリーズMIDNIGHT EASTに出演する。
LAで生まれ2015年にニューヨークに移り住み、現在はベルリンを拠点に活動するAkuaは、USテクノの歴史の探究者であり、その膨大なアーカイブを卓越したセンスとミキシングスキルによって現代のテクノと融合させる。高速テクノが台頭する昨今だが、トレンドを排除した彼女のセットでは、主に90年代から00年代初頭のアメリカで生まれたロウなエネルギーに溢れたテクノのレコードを聴くことができる。そんなAkuaは現在BerghainやFUSE、Dekmantel、Draaimolen、FOLDといったヨーロッパの主要クラブ/フェスティバルで引っ張りだこであり、最近ではバルセロナのSOUNDIT FestivalでDJ Nobuがキュレーションしたステージにて、Luke SlaterとのB2Bセットを披露したばかりだ。
待望の初来日となるAkuaを迎え撃つのは、近年BerghainやBassianiのような重要ヴェニューへの出演を含む海外ツアーを精力的に行う傍ら、ホームの東京ではテクノパーティーAFTERLIFEをオーガナイズするMari Sakuraiと、エレクトロニックミュージックパーティーVITALの共同主催者であり、この夏ベルリンのクラブOHMで開催されたAfrican Acid Is The FutureのパーティーでプレイしたばかりのMAYUDEPTHの2人だ。
一方の東間屋フロアでは、東京最深部の最もドープで音楽的なダンスシーンを拠点に活動する注目のDJ・鏡民がMIDNIGHT EAST及び東間屋に初出演するほか、都内のクラブでの勤務を経て現在は自身のパーティーpureppureを主催、imusとのLUNA LUNEを共催するlostbaggae。クラブにおける可能性を追い求めたCCC、ジャンルを超えた多様性とコミュニティをユナイトすることにフォーカスしたWhirlpoolなど、独創的なパーティを主催するm-int。そして有機的なサウンドと自らが持つサイケデリックな感覚を融合させる、Ready or NotのShtの4名がプレイする。
Ghanaian-American DJ Akua makes her Japan debut at MIDNIGHT EAST, the club night series by Spotify O-EAST and AZUMAYA on Friday, 5th September.
Born in LA and moving to New York in 2015 then now based in Berlin, Akua is an explorer of US techno history, blending her extensive archive with modern techno through her exceptional sense and mixing skills. Despite the rise of high BPM techno, her sets, which avoid trends, feature records from the 1990s to early 2000s that embody the raw energy of American techno. Akua is currently in high demand at essential European clubs and festivals such as Berghain, FUSE, Dekmantel, Draaimolen, and FOLD. Recently, she performed a B2B set with Luke Slater at the SOUNDIT Festival in Barcelona, where DJ Nobu curated a stage.
Welcoming Akua for her long-awaited Tokyo are Mari Sakurai, who’s been frequently touring Europe including venues such as Berghain and Bassiani in recent years and organises the techno party AFTERLIFE in her home turf, and MAYUDEPTH, co-organiser of the electronic music party VITAL and recently played for the African Acid Is The Future party at Berlin venue OHM this summer.
AZUMAYA features four fresh DJs from the local scene – Kyomi, a DJ based in Tokyo’s dopest dance scene, will make her debut appearance at MIDNIGHT EAST/AZUMAYA; lostbaggae, who has worked at various clubs in Tokyo and now organises her own party purepure and co-organises LUNA LUNE with imus; m-int, who hosts ingenious parties such as CCC and Whirlpool; and Sht from Ready or Not, who blends organic sounds with his own psychedelic sensibilities.
- =O-EAST 3F =
- Akua
- Mari Sakurai
- MAYUDEPTH
- =AZUMAYA =
- 鏡民
- lostbaggage
- m-int(CCC)
- Sht(Ready or Not)
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※当日エントランスにて参加画面をご提示ください / Show RA event or MNE’s IG page on your smartphones at the entrance upon arrival
※20歳未満入場不可、写真付き身分証明書をお持ちください。
※You must be 20 or over with Photo ID to enter.
Akua
ガーナ系アメリカ人のDJ・Akuaは、北米のテクノに音楽的ルーツを持ちながら、世界中に響き渡る音のパワーを体現している。近年USで頭角を現した最も異彩を放つテクノDJの一人として確固たる地位を築いた彼女は、自らの活動を通じてテクノが持つ革新的で反逆的な精神を蘇らせる新世代のテクノアーティストの先頭に立ち、輝きを放っている。彼女の活動は、時代を超えた ロウで機械的な表現のアーカイブと活性化への熱意ある献身と言え、北米マシンファンクの新潮流を牽引しつつ、歴史の中でデトロイト、シカゴ、ニューヨークの DJ たちが生み出してきた革命的なサウンドに回帰している。最近になって、テクノの発展において重要な役割を果たしてきた街・ベルリンへ拠点を移したことは、彼女にとって、世界的なテクノムーブメントのインスピレーションの源となった大陸横断的な繋がりを再解釈し、そして自身のスキルをさらに発展させるチャンスとなった。
彼女の唯一無二で実直なスタイルは、現代のダンスフロアに必要不可欠で心に訴えかける強さをもたらしており、一時のトレンドを排し、そしてテクノの本質を、彼女の存在そのものに直感的に伝わる波長へと昇華させている。そんなAkuaの比類なきプレイは、現在世界各地で聴くことができ、BasementやNowadaysといったニューヨークの重要クラブのDJブースで卓越したスキルを披露したり、BerghainやFUSE、Dekmantel、Draaimolen、FOLDをはじめとするクラブやフェスティバルで歴史的なセットを繰り広げている。ヨーロッパのツアーサーキットで経験を積んだ彼女は、2024年、新たな方向へとキャリアを拡大し、アジアとオーストラリアでのツアーを通じて世界的な影響力を広げた。
豊富な知識と経験によって、彼女は魅力的なオールドスクールサウンドを自然に体現しながら、20世紀末のテクノ全盛期を体現する現代のプロデューサーたちの動向を常に把握している。彼女の無限のレガシーは年々広がっており、その素晴らしいミキシングスキルと、絶えず増え続けるクラシックスのレパートリーを通じて、目と耳の肥えたDJやダンサーたちから敬意と崇拝を獲得している。
Mari Sakurai
Mari Sakuraiは東京を拠点に活動するDJ。テクノを軸にしながらも実験的な要素を取り入れ、力強くスリリングな展開を生み出すプレイスタイルが特徴。
国内外のダンスフロアの最前線で受けたインスピレーションを自身のプレイにも反映させ、そ
の場のエネルギーを自在にコントロールする感覚に優れる。
アンダーグラウンドなイベントから野外フェスティバルまで幅広くプレイし、Rinse FM、NTS
Radio、Refuge Worldwide、Reclaim Your CityなどのPodcastにもミックスを提供。
ヨーロッパやアジアを中心に積極的にツアーを行い、ベルリンのBerghainやトビリシの
Bassianiなどの名門クラブでもプレイしている。
また、オーガナイザーとしても活動し、クィア・レイヴSLICKなどに携わったほか、翠月で唯
一のレギュラーテクノパーティーAFTER LIFEを共催するなど、多方面でシーンに貢献してい
る。
MAYUDEPTH(四季協会)
東京を拠点に活動するDJ/プロューサー。
DJ SHUFFLEMASTER主宰の”四季協会”から初のEP「Sneakpeek」発表し、2ndEP「Angels from Hell」では映画監督の石原海をフィーチャー。プロデューサーとして海外のシーンからも評価を受け、近年はロサンゼルスの”ACID CAMP”やベルリンの”A7A”といった気鋭のレーベルから作品をリリースしている。DJとしてもBOILER ROOMやApple Musicをはじめ、世界各国のラジオやプラットフォームからMIX音源が公開されている。テクノ、エレクトロを軸に、ブレイクビーツやハウスなど多様なジャンルのグルーヴを実験的に捉えながら、タフかつ深淵な世界観を表現するスタイルで、国内外の主要クラブ、オルタナティヴなアンダーグラウンドシーンからRainbow Disco Clubといった野外フェスティバルまで活動は多岐に渡る。ファッションショーやアートエキシビションとのコラボレーションも多数手がけている。
また、キュレーターとして日本のクィア・パーティシーンにとって大きなうねりとなった”MOTORPOOL”や先鋭的なダンスミュージックにフォーカスした”VITAL”を主宰。常に挑戦的かつオープンな姿勢でエレクトロニック・ダンスミュージックを探求し続けている。
DJ and producer based in Tokyo. She released her 1st EP “Sneakpeek” on DJ
SHUFFLEMASTER’s label Shiki Kyokai, and her second EP “Angels from Hell”,
which features film director Umi Ishihara. As a producer, she has gained
recognition in the global dance music scene, releasing music on such as LosAngeles’ ACID CAMP and Berlin’s A7A in recent years.
In terms of DJing, MAYUDEPTH’s style is rooted in techno & electro,incorporating various genres such as industrial, house and breakbeats through an experimental approach. This fusion expresses a powerful and profound worldview through infectious grooves. Her DJ activities span major clubs in Japan and abroad, the alternative underground scene, and open-air festivals such as Rainbow Disco Club. Her energetic and seamless mixing style has garnered a global following, with appearances on radio shows and platforms worldwide, including BOILER ROOM and Apple Music. She is also a key curator in Tokyo’s club culture, leading “MOTORPOOL,” a major force in Japan’s queer scene, and “VITAL,” focused on innovative dance music.She continues to explore electronic dance music with an adventurous and open-minded approach.
鏡民
東京最深部のさらに奥、最もドープかつ音楽的なダンスシーンを拠点に、全国津々浦々、様々な場所で活動するDJ。ジャンルの枠におさまらないエクスペリメンタルな選曲は、空間と自身の感覚を震わせ、実験的かつ快楽的なセットとしてダンスフロアに紡ぎ出される。
瞑想的なセットから熱狂をまとめ上げるような躍動的なセットまで、知性と野生が混ざるオルタナティブなシグニチャーサウンドで、異世界へと誘う。
Kyomi is a DJ based in Tokyo’s underground psychedelic dance music scene which is connected to deep listening culture, active throughout Japan. Her music selections span across genres, creating a collective space of her senses, simultaneously experimental and hednistic DJ sets that flow on to the dance floor. Kyomi’s range is wide, from deep meditative to dynamic and energetic sets, inviting the audience into her orbit with her unique and alternative signature sound.
lostbaggage
2001年生まれ。都内各地のクラブスタッフを経て、2022年からオーガナイズ、2023年夏からDJを始め、都内のベニューを軸に札幌から九州まで日本各地に活動を展開する。オーガナイズでは”pureppure”を主催、imus、世文と”LUNA LUNE”を共催し、幅広いアーティストを召喚している。DJでは、あやとりのようにボーダーレスに音を溶け合わせ、浮遊感や奥行きのあるオーガニックなサイケデリクスを生み出す。土着的でありながら新感覚なテクスチャーを探求し行き先のない独自のダンスミュージックを旅する。
m-int(CCC)
2002年生まれ新潟県出身。
クラブにおける可能性を追い求めた「CCC」、ジャンルを超えた多様性とコミュニティをユナイトすることにフォーカスした「Whirlpool」など、独創的なパーティを主催。
ジャンルやテンポに縛られずフロアの感覚に寄り添った流れを構築し、強く踊らせながらも深く潜らせるようなエネルギーをもたらす。
〝矛盾の中にあるグルーヴキープ〟をテーマに音の回路を行き来しながら、その場にしか生まれない瞬間の地形を描き出す。
Sht(Ready or Not)
House Musicを軸に、ジャンルの垣根を越えたクロスオーバーなスタイルで、独自のエネルギーをダンスフロアに注ぎ込む。
有機的なサウンドと自らが持つサイケデリックな感覚を融合させ、感情を揺さぶり、緊張感と高揚感が交錯する展開を生み出す。
2023年には渋谷・道玄坂MITSUKIにて、「Ready or Not」を立ち上げる。
2024年12月には、Podcastを軸とした新たなプロジェクト「回路 -kairo-」をローンチ。国内外問わずシーンを横断しながら、自らの表現方法を構築している。
